例えば上の図のように右から左に変化した時、構造の変化により負担が増加し、それにより必要なエネルギー「化学」も増加し不足分は組織の破壊や構造の変化
で対応
し、それを認識し感じることで辛さを感じることが「精神」の負荷を増加させる。・・・と簡単にいうとこんな感じだろうと思います
この3要素には優位性がある「精神」は上限というものが殆どないに近い反面一瞬で下降しやすく安定性にかけるという短所を持ちながらも3要素の中で最も優
れているであろうと推測される
「構造」は理想的な状態を100%を上限に生存に最低限必要な状態までの狭い範囲で推移するが微小な変化でも負荷の増大は少なくはない優位性としては「構
造」の状態が「化学」の状態を左右するともいえないので「化学」より上だと推測される
「化学」は「精神」や「構造」に影響を受けやすく優位性としては最も劣っていると推測される、管理が難しく、完璧に管理できたとしても上限も限られてい
る。「化学」によるアプローチで安全に効果をあげるには長期的な管理が必要になる
簡単に云えば優位性「精神」「構造」「化学」の順になるということなんですが、「精神」はあまりに不安定なものなので「精神」だけで・・・という訳にはい
かない
ここからが本題 第1章
さて一応補足しておきますが「精神」は心だけではないし「構造」は形だけではありませんし「化学」は摂取する栄養だけのことではありません。正確に分類す
るのは難しいので、そこはとりあえず雰囲気で理解してください
身体を楽にしようとする施術を行う場合、日本で最も盛んに取り入れられている方法は「精神」に対する手法である。これなら技術がなくても効果を実質的な効
果の数倍〜数十倍やそれ以上に引き上げることができるだけでなく高い効果に当然付属するリスクを大幅に削ることができる夢のような手法と思われていても仕
方のないことなのだが・・・
よく肩こりや腰痛の話になるとでてくる言葉に「ツボ」というのがありますが、本当に効くのでしょうか?もし「ツボ」というのが日本人の心に刷り込まれてい
なければ、絶対に信じられないものとして世間が認識していたとしたら・・・・
・・・おそらく殆ど効かないと思います。
(精神が関与しなくとも効果のある)実質的効果は多少あるとしても、いま世間で思われている程の効果はないと推測されます。実質的な効果に「精神」が関
与することによって小さな効果を大きく見せているだろうと思います
このように、本来それほど効果のないものでも「精神」が関与することによって実感的な効果が引き上げられるという作用があり、それが日本では多く利用され
ている。
何故なら効率が良いからだ、例えば10数年の実績をもつ施術者が技術を高めて効果を1%上げようとするのには下手すれば数年〜数十年かかっても不思議では
ないが「精神」を利用して効果を1%高めるのには上手くいけば数秒で可能ということもありえるからです
勿論短所がないわけではありません。受ける人のパーソナリティーに依存するので最初から否定的な人には効果がなかったり施術者が信用されていなかったり嫌
われている場合効果が下がったり時にはマイナスの効果になったりもする
また楽に効果をあげる事から施術者の技術の向上の妨げになったり、技術の実質的有効性を正確に判断することが出来なくなるため間違った方向に流されやすく
なる
多少?の難点はあるものの有効であることは疑いようもないのだが、この「精神」を利用した方法は補助的か間接的に使うのが基本になります。この方法にのみ
依存した方法では場合によっては信用をなくしてしまうこともあります
ただ、これを無視する訳にはいきません。どんな場合でも「精神」は関与するということを忘れてはいけません!どう感じ、どう評価するのも「精神」なのです
から
こうなると主になる方法としては「構造」か「化学」を利用した方法を主にすることになるのだが、状況にもよるが基本的には「構造」を利用することになる。
理由は多くの治療を見れば、そこに「構造」を利用した治療が多く使われている事に気付くでしょう
仮に内臓が悪くなった場合、初めは薬物治療や化学的な治療法で改善を試みますが、それで効果のあがらなければ手術による悪い部分の摘出という「構造」を変
化させるという手法を用いることになるでしょう
勿論手術のような手法は医者以外は使えませんが、それだけが「構造」を変化させる方法ではないので医者でもない者には、医者の範疇以外の方法でという制約
はつきはしますが、構造を変化させることで改善させるということは共通する事柄なのです
しかし「化学」を全く利用しないという訳にはいかないのだが、薬物投与は医者の範疇なので、利用するとしたら食事療法になるのだろうが、これを行うのは非
常に困難になるので、栄養士に指導してもらうように指導する方が効率、効果とも良いだろう
さて、ここまでで「楽にさせる為の理論」の方
向性は解ってもらえただろうか?
後はそこに起こっている事象を理解し、それを変化させ改善させればいい。ただしどんなことをするにしても壊してしまうというリスクは存在するということを
忘れてはいけない!それを最小限に抑えるのがプロの存在意義なのです。
「体を楽にする」プロフェッショナルとアマチュアの違いは「精度の違い」です
効果をあげようとすると体を壊してしまうというリスク(危険性)が増加してしまうが、プロは精度をあげることでリスクを最小限に抑えることができるのです
第2章構造を変化させる為に
構造を変化させ改善しようとするならば、どういう構造に変化させるのかが、先ずは必要になる
そこで、理想的な構造というものを仮に設定しそれに近付けるということを行う
「理想的な構造」は実在はしないだろうが、全てが完璧に機能しているものがもつであろう構造で到達目標点(方向性を待たせる為)として設定するものです
これを設定すれば、何処が変化しているのかが理解しやすくなる。また「理想的な構造」の設定が間違っていたとしても結果から修正することができるので、設
定はその時これが「理想的な構造」だと思うところで構わない
これがあると、「楽ではない状態」である構造との差が明確にでてきます。あとはその差を縮めることができれば「楽な状態」にすることができるのです
体を触れば変化している事は容易に実感できます
肩がこっているというと感じている人の肩を触ると筋肉が固くなっています
これが「構造」の変化です。「理想的な構造」であれば筋肉は固くなっていない
全体的に見ても変化はわかります
両肩の高さが違ったり、片方の肩が前方にきていたり、顔が前方に突出していたり、鼻が歪んでいたり、O脚になっていたり外反母趾になっていたり様々な変化
を見ることができます
これは一端です。そして結果に過ぎない
これを知っても何も参考にならないだろうが、解りやすいから記しただけです
これをあらゆるところを見て感じ変化を認識し、それを「理想的な構造」に変化させれば良い
その手段が気になるだろうが、それは問題ではない
特別な方法を使う必要などないのだ、既存の方法を結果に基づいて少しずつ修正していけば、どんどん洗練された技術に変化していく
結果を正確に認識できれば、その既存の方法の間違っているところも見えてきます、そこを微調整して結果を調べ微調整の方向性に反映させるというのを繰り返
し行うことになり、それが技術を洗練させていくのです
人は特別なものを求めがちだが、多くの場合そんなものは存在しない。ただの幻想であることの方が多いものである。そんなものを求めるより現在あるものの中
からより洗練されたものを選ぶほうがより簡単なのです
第3章
基本的にはこれまでに述べた通りだが、それぞれの状況によって対応は変わることになる
3要素のそれぞれの変化率によって方針をかえていく必要がでてくるのだ
間接的に変化させるより、直接変化させた方が効率的であるからだ
「精神」には「精神」、『構造」には「構造」、「化学」には「化学」の変化をさせる訳です
これには、何が一番大きな要因となってそれが起こったのか?ということが関係しています
例えば、栄養不足が原因で起こったものは→不足した栄養を補う(「化学」の変化)によって対応する
というように書いてしまうと、ごく当たり前の事で簡単に見えるが実際には、確かに栄養が不足しているというのは確証を得ることは出来ない訳なので、これを
実行することができないという現象が起ってしまう
実際には様々な情報から推測していくことになります
これには情報を読み取る能力が必要になります。目で見える情報から目では見えない情報や会話の中に潜む情報など多岐にわたりますので、それを正確に読み取
るには技術が必要ですし常に情報に対してアンテナを張っておかなければいけません
結構会話の中に情報は隠れています
会話自体だけではなく、喋りかけた時の反応だったり会話の間であったりと喋る言葉以外にも情報は隠れています
ただ喋るだけではなく、そこに何の理由があるのかと考えながら喋るのです
情報を得たら、それに対し適切な対応をする。それだけのことです
ここでも評価のために結果から修正すべきところを算定し修正していきます
それによって少しずつ精度があがっていきます、これを永遠に繰り返す
常に情報を収集し対処法を決め実行し、その結果から修正すべき点を見つけ次回は修正した方向性を持って行い、またその結果から修正すべき点を見つ
け・・・・と
繰り返すことで、少しずつ少しずつ精度があがり、効果もあがっていくといくわけです
第4章 壊さない感覚
何らかの施術には破壊が伴うというのは少し前にも述べたが、それを上手くコントロールすることが出来なければ効果的な施術は行えない
破壊と聞くと悪い印象しか思い浮かべないかもしれないが、そうではない
破壊によって失うものより、得ることの方が多いというバランスにしてやる事が重要だ
参考にはならないかもしれないが、医者の行う手術もそうでしょう。腹を掻っ捌いて内臓取り出して・・・麻酔無ければショック死してもおかしくないことをし
ても、それより得るものが多いから成立する
我々の行うのはそれほど危険性があることはできないし、全く次元の違うものであるが・・・しかしもっと繊細なのです
(こ
こで云う破壊というのは)壊したからといって、誰にもわからない程度のもので壊された本人も自覚出来ないほど微細な破壊のことで、それを調べる検査法で調
べることでようやく認識できる程度の破壊のことを指しているので(誰にでもわかる程度の破壊は問題外)多分プロの人にしかわからないというか気にしない部
分なのですが・・・・ちょっと説明するのは難しいのですが
感覚的にいうと、壊れるギリギリまでいく・・・でも壊さない
なんというんでしょうか?施術における全般的なアレなんですね。
物に例えるなら、ネジ(ビス)を締める時、強く締めすぎたらネジ山がつぶれてボケちゃいますね!でも弱すぎるとしまらない。
これを体に対して行うといいますか、感覚を研ぎ澄まして破壊が起こる寸前で止める事ができるように常に気を張る。
ということなんですが、とりあえずギリギリまでいった方が効果が高いのです
大きな破壊はもってのほかで問題外、何年もそれを念頭にやっていれば誰でも身につくものなんですが、最初から気にしない人は最後まで気付きませんけ
ど・・・
ともかく壊さないというのは凄く重要なことなのです。下手に壊すぐらいなら効果の無い方がずっといいのです。壊さなければ効果は0≧、壊せば長期的には必
ずマイナスになりますから
壊すと必ず悪くなります、どんどんと、少しずつなので気がつかないのですが、数年〜数十年先にそのツケがやってきます、あなたの周りでも多いと思います。
壊されて悪くなっている人
ここは説明に苦しむところです。感覚的に感じていただくとありがたいです
第5章 精神と痛み
痛くなると悪くなったと思ってしまうのがあるんです
実
際は良くなるには、痛みを伴うことは仕方のないことなのです一部を改善させると他の部分に無理を生じ痛みが起こるのです・・・勿論悪くなる時も痛くなるの
で受ける方としては判断できなくても仕方がないのですが、これを上手く説明し納得したうえで施術を行うと、効果の高い施術が容易にできます
これを悪い言い方でいうと洗脳と呼ぶかもしれませんが、悪くなる原因の一つに痛みからの回避しようという行動があります。これを反転させ改善するのです
が、痛くない方法でやるより痛い方法のほうが断然効果が高いのです(この時に必要なのが壊さない技術)
痛くない方法でできないこともないのでしょうが、より困難でより高度な技術を要するので、より複雑で繊細な技術を必要とします、時間もかかりますし効果も
低い
同じかそれ以下結果に対して費用も莫大になってしまうので、お勧めはできません
痛
みが起こるのは当たり前のことなのです。不完全なものを無理やり元に戻そうとするのですから・・・完全性を維持する構成が崩れているのを無理に正そうとす
るので、無理が生じてしまうのです。それが痛みとなって感じる。しかし正す事を何度も行うことによって維持する力が回復してくる
それには、どれだけの期間正された状態を維持させておくことができるかということにかかってくるのです
できれば、痛みがでたらそれに瞬時に対応できるように常に管理できれば良いのですが、それには信頼とお金が無ければできません
だから、わざと効果を下げ、痛みを少なくし対応する事も多々あるのですが、ある程度信頼関係を築けた場合は上手く説明しつつ、効果の高めた方法に少しずつ
シフトしていくこともできるのです